ドライブミスを減らすために(回転とスピードの調整)

エネルギー=回転+スピード

ドライブの回転とスピードの関係は、出力(スイングのエネルギー)が回転とスピードに分散されると考えます。

例えばスピードドライブならば、出力100の力でスイングした時、回転が20、スピードが80という風になります。

スピードを出すのは比較的誰でもできますが、回転量不足でドライブミスをする場合は回転が60、スピードが40というように割合を変えなければいけません。

しかし、スピードを落とそうとして肝心の出力自体を落としてしまわないように気をつけましょう。

スピードと同時に回転まで落ちてしまい、結局安定したドライブにはなりません。

 

●速く振って遅いドライブを打つ=回転の多いドライブ

要するに、「思い切り速く振って、いかに遅いドライブをうつか」ということを意識すると回転量が増えます。

出力が100、スピードが20しかなければ、必然的に回転は80になるだろうという考えてください。

 

回転とスピードの調整は「厚さ」

回転とスピードの割合を決める重要な要素は、当てる「厚さ」です。

速く振って遅いドライブを出す方法は、薄く当てることです。

厚く当てればスピードの要素が増え、薄く当てれば回転の要素が増えます。

ですので、「思い切り速く振って、薄く当てれば、遅くて回転が強いドライブが打てる」ということになります。

 

まとめ

ドライブミスを減らすために回転量を増さなければいけません。

回転が多い程、ボールは弧線を描くためコートに収まる確率が高まるからです。

回転量を保つためには出力=スイングスピードを落とさないようにすることが大切です。

回転量の多いドライブを打つには薄く当てることです。