コース取りの定石

攻撃コースの基本

攻撃におけるコース取りの定石は、いかにストレートを突けるかです。

POINT・余裕があればストレート、苦しければクロス

・ストレートに良いボールを打てばクロスに来るので、待ち構えて更にストレート攻撃

サービスが成功して予想通りのコースにレシーブがきたら基本的にはストレートに強打します。ストレートに強打出来れば相手はクロスにブロックなどでしのいでくるので、それをまたストレートに強打します。

(浮いたレシーブなどチャンスボールが来たらミドルが有効ですが、初中級者はストレートで十分得点できると思います。)

相手がストレートを警戒して下がった場合はクロスが空くので、クロスへ決定打を打つことも有効です。

相手が甘いレシーブをしてきて、前で守ろうとしている場合は基本的にストレート、下がって真ん中に構えていたらクロスに打つのが定石です。

3球目5球目で相手を崩したら、あとは基本的に空いているコースへ強打します。

 

守備コースの基本

守備におけるコース取りの定石は

POINT・バックに詰める

・相手がいない方へ振っていく

この2つです。左右に振るか、同じ場所へ繰り返し返球するか、です。

余裕がある場合はバックに詰めていくのが良いでしょう。バックに詰めていって相手がフォアに逃げてきたボールをカウンターするのが定石です。

 

サービスのコースの基本

●コースよりもまず長短が大切

POINT・長いサービスなのか、短いサービスなのかをはっきりさせる

・短いサービスは必ず2バウンドさせる。

初中級者で一番大切なことは、長短をしっかり出し分けることです。

ロングサービスなら深く速く、ショートサービスならどんなサービスでもいいので2バウンドさせることが大切です。

コースよりもまずは長さをきちんと意識しましょう。

その上で基本は右対右でしたら、相手のフォア前とバックのロングサービスを軸に組み立てるのが一般的です。

EXAMPLE❶フォア前にナックルか、バックに下回転や横下回転のロングサービス

❷バックサイドを切る横回転サービスとミドルにロングサービス

❸時々フォアに上回転かナックルのロングサービス

これで5コース(フォア前、バック前、バック、ミドル、フォア)を網羅しています。

試合の序盤で色々試していき、効くものと効かないものをきちんと整理し戦術を組み立てましょう。