ミスに対し「技術」と「戦術」を分けて考える

試合は技術と戦術で決します。

基本技術の項で述べた通り、技術は「速く動きながら速く振り、その上で薄く(厚く)当てれるかどうか」という定義をしていますが、

戦術には様々な視点があります。

ここでは大きく二つの戦術について述べます。

 

1、サーブ、レシーブ、コース取りなど、「位置」に関する戦術

2、どれくらいの力で打球するか、どれくらいの速さのボールを打つか、どれくらい回転をかけるか、という「」に関する戦術

 

この二つはどちらも戦術であり、試合を有利に進めるためには「位置」に関する戦術が重要であり

ミスを少なくしたり、相手のミスを誘うためには「」に関する戦術が重要です。

 

ミスをするのは技術が低いからではなく、1球に対する「」を間違えているからであることが大半です。

相手の強烈なボールを上手く打ち返せなかった時は、それは相手のボールを上回るスイングスピードや精確なタッチが足りないからであり、それは技術的な問題ですが、

ただのツッツキや相手のブロックに対してドライブミスをしてしまうのは、技術ではなく戦術的な問題であるとも言えます。

どれくらいの強さで打てば良いか、間違えているからです。それは技術ではなく戦術の範疇です。

「判断ミス」と言い換えた方がわかりやすいですが、判断ミスは技術のミス?戦術のミス?ここではそれを戦術的なミスと考えます。

 

判断ミスを戦術のミスと捉えるメリットは、すぐにでも修正できることです。もし技術的な問題ならば、相当量の練習が必要になりますが、戦術的な問題であるならば考え方を変えるだけで、その瞬間から解決できるからです。

 

ミスを、「技術的な問題」と「戦術的な問題」にわけて考えることで、解決方法へ的確にアプローチし具体的に修正できます。

大事な場面でツッツキをドライブミスしたからと言って、根性論で何千球もツッツキ打ちを練習するなどは非効率でしょう。

 

多球練習は技術練習ですので、とにかく速く動いて速く振って薄く当てて回転をかけましょう。

一球練習はほとんどが判断の練習です。多球練習で出来るようになったスイングをいかに相手のボールに合わせて行うことができるかが重要です。

多球と一球の違いは基本的にミスをしていいかどうかです。