回転をかけるコツ(ドライブ・サーブ)

回転を加増する要素の1つとして、バックスイングの大きさがあります。

下回転をドライブで、回転をかけて持ち上げることができない人に多くある特徴は

バックスイングがほとんどなく、当ててから思い切り上に振り上げる

というものです。

ラケットが腰の辺りからスタートし、振り終わりで頭の上にラケットがある人は、ほとんどドライブ回転がかけれていません。

少なくとも回転の強いループドライブを打とうと思えば、ラケットは台の下(できれば膝よりも下)まで振り下げて相手からラケットが見えない状態にしなければいけません。

角度打ちやナックル気味の乗せ打ちならばラケットを下げなくても良いですが、回転をかけるためには必ず加速するための助走(バックスイング)が必要です。

カウンタープレーを除けば、基本的にバックスイングを大きくとりラケットを加速させなければ回転はかかりません。

また、回転をかける条件は、進行方向とラケット面が並行になっている状態で薄く当てることです。
(スマッシュは進行方向とラケット面が垂直になります。)

 

当然ですが今までと同じタイミングでバックスイングを大きくとると振り遅れます。大きく引く分、早目にバックスイングを開始しなければタイミングよく打てません。

最初はタイミングが合わなくても良いですので、大きくバックスイングをとる訓練をしましょう。出来れば多球練習が望ましいです。

 

基本的な考え方として

●バックスイングは回転量に大きく影響

●フォロースルーは打球速度に大きく影響

と考えて下さい。

スイングスピードを速くすることでももちろん速度や回転量を変えることができますが、
バックスイングとフォロースルーの役目を回転と速度に分担すると以上のように考えることが出来ます。

ですから、当ててから大きく振る人はスピードはそれなりに出ますが回転がかからないということになります。

回転をかけたければ、当てる前が大切です。

例えばループドライブでしたら、バックスイングは最大に大きくとり、インパクトの瞬間にラケットを止めるようにして打つと良いです。

 

また、大振りになることで戻りが遅くなることを心配する人もいるのですが

バックスイングが大きいことは大振りとはいいません。フォロースルーが大きい人が大振りといいます。

どれだけ大きくバックスイングをとってもインパクト直後にラケットを止めれたら、それは小振りです。

ボールに当たる前は戻りに直接関係しませんが、インパクトの後にラケットが進んだ分だけ戻さなければいけません。
(ボールに当てる前から戻すことはあり得ません。)

ですので、思い切ってバックスイングをとれるように練習してみてください。

 

 

また、サーブで回転がかけれない人も同じような傾向にあります。

バックスイングがほとんどなく、ラケットにボールが当たる瞬間から思い切り振ろうとする人が多いです。

これもむしろ逆で、バックスイングは頭の上くらいからでも良いので大きくとり、当たる瞬間にラケットをピタッと止めるようにすると回転がかかります。

これも進行方向とラケット面が並行になっている状態で薄く当てることが条件です。

また、ニュートンのゆりかごをイメージしてもらうと良いです。ラケットの加速エネルギーが全てボールに移動することでラケットが静止するようなイメージで回転をかけましょう。